クリニックの来週に向けて…
(2022/08/13)朝の8時すぎにはクリニックからの転送電話がかかり始めます。もうひっきりなしで、お昼近くまで続きます。先週まではこの携帯電話の振動音が自分の目覚まし代わりになっておりました。
自分の体調不良でクリニックを休診にしていました。その間、電話対応も含めていろいろな調整をしてもらったスタッフに感謝です。感謝以外のなにものにも代え難く、表現のしようもありません。自分はようやっと朝のおみおつけが”あぁ、美味しい!”と適度な塩味とうまみがわかる程度になりました。
このしばらくの間、世の中的には新型コロナウィルス感染症が第7波となって今までにないレベルで押し寄せています。発熱外来を続けられていないことは非常に心苦しいのですが、ひっきりなしにかかってくる携帯の振動音にも『これは、もう本当に医療逼迫、いや、医療崩壊といってもいいかも…』とずっと思っていました。うちみたいな一医療機関の踏ん張りで何とかなるレベルをトウに通り越しているように思います。
体調不良になる前に、県のホームページなどに掲載されるお盆の間の診療体制などには報告をぎりぎり済ましていたこともあり、半分安心していたところもありましたが、そのような淡い安堵感はこの1週間のクリニックからの転送電話で簡単に吹き飛んで微塵も残っていません。自分の安静を確保するどころではありません。
それでも電話はかかり続けています。なんとか気概だけでも来週に備えないと…と思っています。